人間は文字どおり、人と人の間で生きております。
核家族化が進み、悩みを聞いてくれる人が少なくなりました。
また、話したからといって必ず解決するものではありません。
その場は気持ちが晴れるのですが、現実にもどると何も解決してないことに気を落すことも多いのではないでしょうか?
霊能士の電話カウンセリングは、占いとは違います。
もしも、あなたがご自身のオーラの色やラッキーカラーを知りたいのであれば、こちらに電話なさるべきではありません。
私はカウンセラーとして、霊能者がご相談者から何も聞かずに次々とあなたの状況や生い立ちをわかったように話すのはベストだと思っておりません。もちろん、私たち霊能者はメールや電話でご相談者とつながり色々なものを視る事ができます。
私の場合は、ご相談者がいらっしゃる前に既に連絡が来るのがわかります。
ただ、霊能者自身が視える状況を淡々とご相談者に伝えるのは簡単ですが、無意味な行為なのです。なぜなら、悩んでいる方は真面目な人が多いからです。真面目だから悩むのです。そこに、霊能者が『あなたは、このような育ちで、このような悩みを持って・・・』と言うと、真面目なご相談者は『そうそう』と思ってしまいますよね。そして霊能者が『このようにしてください。はい、終りました』では、ご相談者は少しの期間は楽になりますが、時間が経てばまた同じ悩みを繰り返してしまいます。そのたびに、相談をなさることは、鬱状態で頭が重いのに、鬱を治さず頭痛薬を与えるようなものです。それは根治療法ではなく対処療法で、胃が痛くなったら胃薬処方するのと同じなのです。
頑(かたくな)な人ほど、霊能者が言ったことをそのまま信じ、結果を聞いたら自己完結してしまいます。それは、カウンセリングとはほど遠いものです。ただの、霊能者の能力自慢のようなものです。
もちろん、霊障や憑依、怪奇現象などは対処療法でも問題ないと思います。
ですが、有料でカウンセリングを受けるということは『現状打破』をなさりたいからではないでしょうか?
未来は今このときの積み重ねなのです。そして過去の積み重ねが今なのです。カウンセリングを受けるのは、負のサイクルを変え、幸せになるための新しい一歩を踏み出すためなのではないでしょうか?
その負のサイクルを断ち切るお手伝いをし、幸せへの道を開くのが霊能士の本来の仕事です。そして、未来は未知数だということを知っていただきたいのです。運命は、霊能士であれば、ある程度以上視えるものです。しかし、それが負の未来であると知っていれば、行動ひとつで変えられるのが未来なのです。予定を5分ずらすだけで、決まっていた未来が変わるのです。
そういった意味で、未来は未知数だと申し上げさせていただいております。
私は生まれつきこのような能力を持っていたため、10代の頃からさまざまな方々に助言をしてまいりました。著名な霊能者にもちかけられた相談を、解決ができないからと相談され、私が助言したことをそのまま使う方も多数おられます。
その方たちを責めるつもりは毛頭ございません。なぜなら、ご相談者が幸せになること、それが一番だと常に思うからです。
死霊や、身内の自殺。人間関係での悩み、なぜか好きになる方が妻子もちで不倫の関係になってしまうなどの悩みは、因縁の場合が多数です。
憑き物落としを生業としている方が、一番苦手としている生霊にも霊符の効果は絶大です。
ただ、氣を扱う人間は、五行相剋図の知識があるので知っているはずなのですが、本来生霊と死霊は根本的にまったく別物となります。残念ながら出回っている護符の中には、生霊・死霊を一緒にしている護符も見かけますので、まずは生霊か死霊かどうかしっかりと見定めることが重要でしょう。